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2011年7月10日日曜日

CAP講習会 アンケート結果

こうべ小学校「CAP講習会」アンケート結果

平成23年6月20日(月)実施  出席者53名、回答者49名(回答率92.5%)
出席者は、こうべ小学校保護者の約1割の50名、他校2名、地域の方1名でした。
右図は、受講者の子どもの学年別性別の延人数です。
今回のアンケート集計結果と受講された感想・ご意見より、多数の保護者がCAPプログラムは大変有効であると考えていることがわかりました。

講座内容について

講座内容は、よくご理解いただけたようです。また、秋にもう一度実施する「保護者ワークショップ」については、ほとんどの方が「受講を知人にすすめたい」との結果でした。
 そして、受講者全員が「CAP子どもワークショップ」は子どもたちに必要だと答えています。

CAP子どもワークショップを実施する学年について


「今年度にCAP子どもワークショップを実施したい学年は?(複数回答)」という設問では、「全学年で実施したい」が72%、「特定の学年で実施したい」が28%で、内訳は、2年生、5年生、6年生が最も多く、保護者の子どもの学年別でみると、わが子の学年で実施したいと答えた方が比較的多いようです。

「次年度以降にCAP子どもワークショップを実施したい学年は?(複数回答)」との設問では、「全学年で実施したい」が45%、「特定の学年で実施したい」が55%で、6年生、4年生が最も多く、2年生、1年生と続いています。

受講者の感想、ご意見

「PTAのお便りやPTAホームページに掲載してもよい」とお答えいただいた方のご意見、ご感想のみ掲載しました。(個人が特定できそうな内容は割愛させていただきました。)
  • 子ども向けワークショップを是非実施してほしいです。子どもに「安心・自信・自由」について理解してもらいたいです。寸劇等での説明が、とてもわかりやすいと思います。
  • 「~してはいけない」という行動規制の問題点と限界は目からウロコでした。「~することができる」という行動選択により対処するという考え方は、もっと保護者や教師もしる必要があると思います。多くの保護者が参加しやすい週末開催と、先生方全員が参加して頂けるような教職員向けワークショップ開催を希望します。
  • 暴力についての対処法をどう子どもに伝えたら良いのか悩んでいたんですが、詳しい説明でとてもわかりやすく理解できました。子どものワークショップも是非お願いしたいと思います。
  • 暴力を受けた子どもが、自分が悪かったからだと思ってしまうというのは、その通りだと思いました。自分ががまんすればいいとか思ったり。でも自分自身で自分の権利を守る力が育てば、これから生きていく上でも大事な力になると思いました。
  • 子どもの「安心」「自信」という大切なものを育てられるようにしていきたい。CAPのような考え方を、しっかりと時間をとって子どもに伝えていくのはとても大事。いつもの先生とはまた違う、外部の先生から教えてもらうのはとても効果があると思う。是非子どもワークショップを開いて欲しい。「暴力から身を守る」ということにとどまらない、学校生活の改善に繋がると思う。
  • 日常の中でわかっていると思っている事でしたが、改めてわかりやすく理解できる内容で、出席してよかったと思いました。
  • いい内容だった。地域でもできることがある。傾聴のスキルが大切。学校全体(教職員、児童、PTA(地域))で一体となって継続的に展開すべきもの。
  • 子どもへの暴力防止は大人も良く理解しなければならないことがよくわかりました。参考になりました。もっと多くの人に参加してほしいです。入学後、子どもがいじわる(ことばの暴力やたたかれたり)について先生に相談していますが、加害者の行動はよくならないようです。自分の子どもに対する対応はよくわかりました。役立てていきたいです。
  • とても良いお話が沢山で、参加させて頂いてよかったです。子どもの話を「聴く」をはじめとして実践できることは早速心掛けたいと思うと同時に、もっともっと回を重ねて勉強したい気がしました。

    可能であれば是非全学年対象で、実施して頂きたいです。(歯抜け実施では効果が薄れるのでは??)
  • 私は児童スポーツチームのコーチもしていて、多くの子どもを預かる中で、今日の講習の内容は指導や子ども同士のいざこざの時に大変役に立つと思いました。また、もちろん家庭内でも有効です。是非、教職員の方に、この講習に参加して頂きたいと思います。
  • 子どもの権利が失われるときは、学校内のいじめだけでなく、日常生活の中の大人とのかかわりにもあるとわかった。NOという事は自分を守るために大切だとわかった。子ども、大人、教職員もワークショップで学び、周りがサインを気づく社会を築くべきだと感じた。中高生向きも興味があります。大切な子どもを守るためには、子ども自身がサインを発し、それをキャッチできる大人が大切だと知りました。
  • 子育てする上で、いろいろと反省点等多々あり…今後の子育てで生かせたらなあ…と思います。
  • 「暴力」というと遠い感じがしましたが、内容は子どもに学校で普通におこるような小さな出来事に対して子どもはどう対処すれば良いか、親はどう対処すればよいかという身近な子育てアドバイスだったので、さっそく役に立ちそうで良かったです。
  • 子どもが1年生になり、1人で行動することがどんどん増え、外で気をつけることをいろいろ話す際、迷いが多かったので、今日、とてもすっきりしました。是非、子どもに体感させたいワークショップだと思いました。
  • つい子どもの話を聞くことができなくなっていることに気付いた。子どもの気持ちに共感する事をつい忘れ、頭ごなしに決めるける事が多いので、もっと聴くこと、子どもを受け止めることを大事にしたいと思った。
  • 分かりやすく、ためになりました。ぜひ、子どもワークショップを実施してください!!お願いします。
  • 一般の人にはなるほどなーと思うことが多かったと思いますが、子どもの事で本当に悩んでいる親には、解決に結びつかないかもしれないと、ちょっと思いました。子どもワークショップで子ども達に直接することで、効果が出ると思います。
  • CAPワークショップには何の知識もありませんでしたが、今回参加して、是非とも子ども達にプログラムを受けさせたいと思いました。

    理由1:下校時など、子どもへの声かけ事案が多発しているが、「いかのおすし」の標語だけでは、現実に対応できないことが今回の講習でよくわかった。CAPでは、寸劇などを通じて、子ども自身が危険から身を守る実践法を教えてくれるので、悪質な事件が起こる前に子ども達に習得してほしいと思った。

    理由2:いじめ・虐待の加害者、被害者共に自尊心が傷つき、傷つけられていることがよくわかった。自尊心を育てるとはどういうことか、子どもにも分かりやすく説明して下さる。このようなことを学ぶ事によって、将来困難なことにぶつかっても乗り越える力を見につけられるので、非常に大切な学習であると思う。

    理由3:身体的成長が著しいので、性被害に遭わないよう指導したいが、親でも説明に戸惑ってしまう。CAPワークショップなら、わかりやすく指導してくださると期待できる。

    以上、子ども達にCAP講習が必要だと思われる理由を挙げましたが、講習を受けている間、私自身についても改めて考えさせられる事が多々ありました。育児に困難を感じている親は、自尊心が低い場合が多く(自身も含め)思い当たる節のある保護者の方々に、より多く参加して、自分の抱えている問題に向き合って欲しいと思いました。


    (先生方には、今更教えられるまでもない講習を受けるお時間や手間を考えると申し訳なく思いますが、子ども達また悩める親達のためにも是非実践に向けてご検討くださいますようよろしくお願い申し上げます)

  • とてもわかりやすく、とても重要なことだと思います。年1回ではなく、もっと1学期に1回はあっても良いと思いました。保護者向けの内容をもっと聞きたいです。先生達にも定期的に受けていただきたいです。
  • 是非、学校の先生方にも同じ視点で一緒に子ども達のサポートをして頂きたいです。家庭、学校、地域、子ども同士が同じ理解を持ち、一緒に人権意識を育んでいくべきだと感じました。
  • この講習会を参加できて、うれしいと思いました。すごく勉強になりました。また、是非この講習会を2度目にやっていただきたいです。
  • とてもわかりやすいお話でした。子どもにとって大切な事だと思います。子どもに繰返し参加させたいです。私も再度参加したいです。難しい事ではないですが、お話を聞いて、改めて考えさせられました。
  • 日々の生活の忘れてしまいがちな大切な事をもう一度深く考える良い時間になりました。自分の子どもの頃の事まで思い浮かべながらワークショップに参加しました。
  • 講演は系統的かつ具体的で、非常にわかりやすかった。内容は「いかのおすし」と比べて、ずっと納得の行くものでした。大人向けだけでも非常に役に立つ内容でしたが、子ども向けも全学年にやって頂けるととても嬉しいです。
  • 子どもが自信を持てずにいるのは、私母親が子どもの話を聴いていなかった事に気付き、反省しました。子どもの内なる力を活性化(エンパワメント)できるよう、人権意識を持てるよう、子どもと一緒に考えていきたいと思います。その為には、全学年で子どもワークショップも是非実施していただきたいと思います。
  • とても、わかりやすく、楽しくお話してくださりありがとうございました。子どもの話をもっと聴いてあげようと思いました。また、娘にも大きな声の出し方を教えてあげたいです。一緒にやってみようと思います。是非、子ども達に実施していただきたいです。
  • 「安心」「自信」「自由」が繰返し使われているので、すんなりと頭に入ってきました。とても大事な事ですが、あまり考えた事がなかったので、お話を聞く前と、考え方が変わったと思います。

    子ども達にもしっかりと受けてもらいたいと思います。
  • 人権意識はすごく大切なことですが、これまで我が子にきちんと教えた事はなかったです。「~することができるよ!」という子どもの力を信じる前向きな姿勢での働き掛けはすごく良いと思いました。うちの子は、すぐ自信をなくすタイプなので、勉強になりました。
  • 新しく知った事:チクリと相談の違い!うで2本分の距離。「知らない人とは」…具体的に教えたい、が例えばマンションの管理人さん等の部屋に行ってしまうことが多く、誰かを名指しで、気をつけなさいと言い辛い。ついて行っていい人を名前で教えておくべきか悩みます。子どもとの接し方は、わかっているようで、時と共に忘れるので、とてもよかった!